ケータイのバッテリ寿命を延ばす方法

今時の機器に搭載されているバッテリは
リチウムイオンバッテリと呼ばれるものが多い。

リチウムイオンバッテリはメモリー効果が殆どない。
要は、継ぎ足し充電をガンガン行って良いということ。
毎日使う携帯機器には欠かせない特徴だ。

ところが、実際に携帯電話を毎日充電すると
買ったばかりの頃は数日もったのに
1年程経つと1日しかもたなくなってしまう。
これは、メモリー効果だけが原因ではない。

実はリチウムイオンバッテリは、
満充電状態をずっと保ち続けると、寿命が縮んでしまう。
バッテリの説明書を読むと気付くが、
長期保管時は使い切った状態にして下さいとの記載がある。
逆に、ニッケル水素(エネループ)は満充電で保管しなくてはならないので
混同しやすく、他の二次電池と同じ感覚で使うと壊してしまう。

ノートPCは、AC電源を繋いで使っている間はAC電源だけで動かせる。
かなりの負荷をかけないとバッテリの電圧降下は起きない。
つまりバッテリは満充電状態を保ち続けての保管と同じ状態になり
着々と寿命を縮めてしまう。
(最近は、ここら辺をうまくON/OFFするPCもあるみたい)

携帯電話も同じだ。
携帯電話の電源を入れたまま充電すると、やはり寿命が縮む。
まるでトリクル充電の様な状態になり、充放電回数は跳ね上がる。

つまり、ケータイの寿命を延ばす方法は、充電中は電源を切る事だそうだ。
電源OFFで充電器に挿しっぱなしにしても、満充電で充電は止まるので
充電中は電源を切っておいた方が良い。

ケータイにはウェイクアップ機能と言って、
ある時刻で電源が入るように設定できる。
起床時に電源が入るようにしておくと良いようだ。