横須賀でタイ料理を食べた。店の名前は忘れた。
海沿いに出来たダイエーがあるのだが
その敷地内に、別の建物でタイ料理の店がある。
そこで米で作ったきしめんみたいなのを食べた。
クイティアオ・ナームとかいうらしい?
ココナッツミルクにサツマイモを入れたのも美味しかった。
少し弟の事を書こうと思う。弟は今、大学2年生である。
2000年頃、高校を1年で中退。数年前まで自宅警備員であった。
(警備すらしない引き蘢りだったが。。)
高校を中退した理由は定かではないが
知らない人や新しい人が苦手で、
見た目や話し方が気に入らないと見下してしまい
付き合いたいという気持ちが生まれないようだ。
友人が出来ずに、学校に行くのが苦痛になっていた。
好きなサッカーも、好きな友人とでなければつまらない。
・・・ああ、中学までは良かったのに。とそんな具合である。
とにかく引きこもってて、プライドが高く友人らしい友人も出来ず
でもそういう人が行く用の高校は出て大学受験資格は持っていた。
で、大学を受験して、
周りより3,4歳年上というコンプレックスを抱えながら通っている。
(少なくとも本人は非常に気にしており、絶望感を抱えている)
で、去年当たり生まれて初めてバイトをしたのだ。
コンビニのバイト。ノースキルで出来るし、社会性を養うには良い。
ところが、1年を経たずに放り投げて辞めてしまった。
ドキドキでバイトをしてみたら、すごく良い先輩バイトさんがいた。
凄く親切に教えてくれた。
順調に3ヶ月ほど過ぎた頃、いつも通りにやっていたのだが
商品の搬入時間がズレて先輩が死ぬほど忙しい状況だった。
「こんなに急がしそうにしてるのに、お前は何やってんだ」
と先輩に言われた。
弟は、最初に言われた通りに仕事をしていたのだが
(この時間帯はトイレ掃除をする、という風に)
なぜ怒られなければならないのか理解できず、逆切れしたところ
店長から仲裁が入ったが、事もあろうか店長が先輩に肩入れしたため
冗談じゃないと放り投げて飛び出し、二度と行かず、辞めたそうだ。
これにはマズい部分がいくつかある
1、先輩が優しい
弟は無口でダルそうにしているため、大人しそうに見える
2、逆切れ
弟は非常にプライドが高い。
怒ると、相手が誰であれ一般常識の無い捨て言葉を口にする
3、なぜ怒られたのか理解できていない
弟には友人がおらず、周囲に気を配る事を知らないため
状況に合わせ自分の行動を変化させるという事が出来ない
シーケンスな事(逐次処理)しかできない
4、店長が先輩の味方をした理由を歪んで理解し納得している
自分を理解してもらえると期待している
5、逃げ場所がある
家がある
1と5はともかく、2と3は社会経験の無さが原因であり
それまでの人生が重要なウエイトを占めているため、
本人が自分で何とかしないといけない部分である。
が、4は違う。
4の原因は明白で、うちの母親の性格が大きいと考えている。
母は、とにかく他人に優しいのである。
つまり、応えてはいけない相手の期待にもどんどん応えてしまう。
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誰のお腹が空いていないか?
誰の着るものはあるか?洗濯してあるか?
誰は何時何処へ行くから、そのためにどういう準備が要るか?
車のガソリンはどれくらいあるか?どれくらい時間がかかるか?
冷蔵庫の中は何が無くて何時までに補充が必要か?
—-
そういう事を常に考えている。(ストレスたまらんのか?)
だから誰も放っとかれない。
更に、合理性の欠ける優しさを少し持ち合わせているため
「冷たさ」が無い。
合理性の欠ける優しさとは、女性に有りがちな相手の味方だ。
極端な例をあげると
「鬼ごっこで鬼にされた。やりたくないのになれって皆が言う」
「それは可哀想だね、鬼なんてやりたくないよね」
言い変えると、相手のためにならない優しさだ。
これが良くない。
弟は常に家に居るため、母親のそばの環境に慣れきっている。
バイトでも、店長や先輩が同じように自分を理解してくれると思ったのだろう。
母も母で、「お前に帰る家なんか無いよ」とは絶対言わない。
言えば良いのに。
俺が説得しても「そうねぇ」とか言ってて、無駄なんだよね。
目につく場所に居ると気になっちゃって世話焼きたがる母親なのだ。
親父は親父で、この状況が続くようなら2人とも追い出して離婚するとか
冗談?をほのめかしている。
不思議な家族である。