ふと、デジカメをヨドバシカメラで探してみた。
私は、撮影の幅が広がる一眼レフが欲しいとは思っているものの、
一眼レフにコンパクトのメリットを兼ねる事は出来ない
という事実も理解している。
富士山にコンパクトデジカメを持って行ったはいいものの。。
なんせ2003年のデジカメである。
一般用途で画素数、画質は申し分無いが、とにかく感度が低いのだ。
センサのポテンシャルとしての感度が低いため、カメラ内のISO設定を弄り
アンプリフィアで感度を上げるとISO400でも酷いノイズになる。
つまり、ISO50?100での撮影が前提となるため、天体などもってのほかで、
夜景を撮るにもしっかり固定した上でセルフシャッターにし、
絶対に手を触れず風も当てず4秒間露光させるという荒技が要る。
薄暗い場所での撮影でAFを使おうものなら、半押し後、数秒は待たされる。
デジカメは毎年新製品が出ているため、そろそろ新製品を見ても悪くないだろう。
感度とダイナミックレンジを上げるにはセンサとレンズを大きくせざるを得ない。
しかし、本体が重く大きくなってはコンパクトカメラの利点が無くなってしまう。
必要な時にパッと出してパシッと撮影、サッとケースにしまいこむ。
これができるからコンパクトは良いのである。
そういうニーズを考慮した製品も結構あるので、そこら辺を見てみた。
幅広い撮影シーンに使えるコンパクトは、大抵、一眼レフに近くなっている。
逆に、一眼レフからコンパクトに歩み寄った製品も今は結構あるようだ。
コンパクトデジカメに4?5万出すなら、あと1万足せば
そういった層を狙う一眼レフもレンズキット込みで買えてしまうのだ。
小さくても腐っても一眼レフなので、最大のメリット「レンズ交換」ができる上
善くも悪くもマニュアル撮影や、ダイナミックレンジの広い写真が撮れる。
これらカメラの写真サンプルを見ていると、
暗がりに強いが明るいところで色が強く出過ぎちゃうカメラや
色あいの自然さがすばらしいが暗がりがノイジーで弱いものなど、色々ある。
で、
CanonのEOS Kiss F
がいい感じかもしれない。
この軽さは。。なかなかないぞ。。