お台場のテレコムセンター駅に近い。
彼女とMIRAIKANに行ってみた。いわゆる科学館である。
入場料は常設展と企画展の2グレードがあり、
企画展のチケットなら両方見れる。
本当は500万個の星を見る事ができる最新プラネタリウム
『メガスター』も見たかったのだが
12時ごろで予約が既に埋まり尽くすという人気ぶり。
無理だった。
常設展だけでも幅広いことを結構楽しめるが、企画展は深く楽しめる。
また展示の手法もかなり凝っており、美術屋さんの介入が認められる。
企画展がやっていたら、企画展のチケットにすべきだ。
今回の企画展は、『地下の世界』だった。
地下はどうなっているのかや、地下の利用方法(トンネルや核廃棄)、
地下による地表への影響までを展示していた。(地磁気や大陸移動や氷河期)
宝石で有名なペリドットは、マントルでできるらしいよ。
常設展では、主に最新の科学に触れられる。
超伝導、ロボット、インターネット、宇宙、深海、生体。
超伝導は、冷やすと電気抵抗が0になるから超伝導と言うのは知っていた。
だが、超伝導では磁力に関しても特異な現象が起こる。
これについて良くわからなかったので何でだろう?と思っていたら
アドバイザのお姉さんがいきなり横から顔を出してきて、
目の前で液体窒素を使って実演と説明を初めてくれた。人が集まる。。
超伝導体になった瞬間、自己を取り巻く磁力線を保存するらしい。
これをピン留め効果と呼び、リニアモーターカーに応用されている。
具体的には、磁石を近づけた状態で超伝導状態にすると、
その磁石をあった位置に保存する。超伝導体を動かすと磁石も動く。
磁石が超伝導体の上にあれば浮く。
超伝導は抵抗が0なので、電流が中でどうにかなってるのかと思ったが
電磁誘導等は起こっておらず、電子のスピンゆらぎ等が関わっていて
単に磁力に関してこういう現象が発生するんだそうだ。
でも、実際は研究段階で詳しい理由はまだ良くわからんらしい。
そういう質問を投げていたら専門家の方ですか?と聞かれたが
内容は中高生レベルなんでつが・・・
有楽町で夕飯を食べた。
隣の席に後から座った女性二人が
「秋葉系の人ってどんな良い身なりでも、すぐ判るし所詮はキモいよねー」
みたいな、謙虚さのかけらも無い話をせせら笑いながらしていたので、
ココロが狭いなあと、秋葉系の人を不憫に思った(僕含)。
僕らは秋葉系の人を擁護する感じの話を始めた。
雰囲気をひっかき回して彼女らに違和感を与えたくなったからだ。
「その秋葉系が隣にいて、あなた達は気付かないんですか」という違和感を。
もっとも、気付いていてそういう事を言っていたなら、更に質が悪い。
僕の彼女は新幹線大好きなので、見せれば「あれは○○系」と答えてくれる。
レストランの窓から新幹線がよく見えるので、通り過ぎるたびに答えさせた。
見分けの説明も付けてもらった。つまりは鉄オタな話で盛り上がった。
オタは嗜好が変なだけで品性は関係がないんだよ。
例えば髪型がおしゃれの一部で、それが見た目の品性になるかもしれない。
髪型を作るには髪質を変えなきゃならないが、今はそんなの誰でも普通にやる。
髪質を変えるのは、本来の自分を捨てる意味で整形に近いと思うのだが、今時そう思う人はいないだろう。
だから、整形がおしゃれの一部でしかないと思っているくらいの人からすれば、
内面性つまり『性格』も、おしゃれの構成要素なのかもしれないね。
そんなもんで自己価値を感じるなら、僕はそれこそ異常だと思うが。