歳末助け合い運動の利権裏話

↓読んでたら鬱になってきた
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-217.html
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない2」
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-218.html

市が行う、歳末助け合い運動という募金がある。
これは市が各自治体に要請して、各戸に募金をお願いするものだ。
額は一口500円で、何口でも募金できる。

市はそれで数百万円のお金を得るのだが
その用途は3割ほどが不自由な人等への直接的な募金で
残りの7割は「○○団体」とか「○○協会」の運営費となっている。
はっきり言って不透明だ。

払う気も失せる。
募金なので、するかどうかは任意だ。

しかし、手間の都合上、
この募金は募金箱に町内の名簿と用途の説明を付けて、
自治会役員さんが募金を募って各戸を回るのだ。

最初の人が支払い、名簿にチェックがつく。
箱の中はジャラリと音がする。
次の人は納得できないからという理由で払わないだろうか?
くどいが、募金は任意だ。

・・・しかし払ってしまうだろう。
自分だけ募金しないわけにはいかないという
気持ちになってしまう人が多いからだ。

そうやって、市長/町長は当然のようにお金を集めて
自分に投票してくれる「○○団体」とか「○○協会」に
「寄付」するわけだ。

この仕組みは、市町村区どこでも行われているのだが
日本の悪しき習慣である「自分の考えを抑え周りに合わせる」が
邪魔をして一向に改善されない。

更に、ちょっとお金のある人が住んでいる地域だと顕著で
決して額が上がるわけではないが、皆余裕があるから平気で行えてしまう。
まあ、神奈川の葉山町がそれで、町長は辞任した。

※その代わり、お金を持っている人は経済観念が会社の監査みたいに
 しっかりしているので厳しく追及する。必要の無い見栄など張らない。
 ファイルケース一枚についても無駄を言及するくらい厳しい。

2件のコメント

  1. >>匿名さん
    実感しないでください。変中の変な会社です。
    下を見ていると下がっていきますよ。