会社にゆかりのある株屋さんを呼んで
業界の裏話を聞かせてもらえる。
2月の香港市場急落は、
アメリカの相場下落に伴うものと過去に報道されていたが、
実はサブプライムローンの問題を抱えたアメリカの陰謀だったらしい。
サブプライムローンの問題が有名になったのは、アメリカで先月から。
日本では今月に入ってからだ。
だが、アメリカ国内の金融業界の一部では数年前から予想されてはいた。
日本の住専と同じ道を歩んでいたからだ。
その問題でアメリカの取引相場が落ち込み、世界を巻き込む事は確実であり
悩んだアメリカが香港市場を操作し、世界中を巻き込んだ犯人、
つまりスケープゴートにした可能性が高いらしい。
香港市場が下落したのは東京市場もNY市場も取引時間外だった。
通常、米国市場にあそこまで引っ張られて下落するとは考えにくいそうだ。
大抵のマスコミ、日本経○新聞ですら、取引時間などまで見ておらず
こういった説明を鵜呑みに記事にしてしまう。
こと金融界ではアメリカが操作を行う事が日常茶飯事で
いつも「またか」という。
ちなみにサブプライムローン問題のシナリオは決着しており、
世界中に赤字を支払ってもらい、来年の秋頃にカタがつく計算みたいだ。
基本的にマスコミの情報はあり得ない事が多く
全然関係ない事を結びつけて喜んでいる記事もあるそうだ。
○○が生まれたら上昇した とか。
いい加減な理由をつけている場合も多いので気をつけろとの事だった。
また、格付け会社というものがある。
ムー○ィーズとかがそうである。
が、よく分からない理由で銘柄のグレードが付けられる事がある。
実はこういった会社は、自社買い付け部門という部門があり
自社利益のために証券取引を行っている。
ただ、取引内容を公にする必要は無く、ブラックボックス化している。
格付け会社が付けるグレードは、この自社買い付け部門が
関係していないとはとても言えない状況にある。
売りたいときはグレードを上げ(値上がりする)、
買いたいときはグレードを下げている(値下がりする)。
本来、この行為は違法だが、利権もからむし
ブラックボックス故に取り締まりは難しいそうだ。
これは逆手に取れば利用できる気もするが
銘柄のグレードが下がるといきなり値が落ちるが
どこからか突然の大量買いが入り、値はすぐに戻る。
逆の場合も同様だ。(買い付け部門が仕事をした結果だ)
つまり、利用できない。
だから振り回されない事が重要なのだそうだ。