MacOSXにはMailというメーラーが付属しており
おそらくマカーの大半がこれを使っていると思います。
僕は自宅のWinでMozilla.orgのThunderbirdを使用していますので
自分のMacもそれなのです。
Thunderbirdのメリットは、プラットフォームが多彩という事です。
ただThunderbirdではExchangeサーバが使用できません。
つまり会社のMacでは、使い慣れたThunderbirdを使えません。
そこでMailになってしまうわけですね
(Mailはpop/exchange/imap4が使えます)
ここからが本題。
Mailは、Windowsからのメールを受け取ると
日本語の添付ファイル名が文字化けしてしまう事がよくあります。
そりゃもう笑っちゃうくらい。
理由は、国内で多く使われているメーラーが国際規格(RFC)と違うからです。
つまり、マイクロソフトのOutLookが規格を無視して間違っているため
それに合わせないと文字化けを起こすので他のメールソフトも
間違った実装をしてしまっているわけです。
間違った実装のメーラ同士なら文字は化けません。
しかし国際規格(RFC)に準拠して作られているMailで受け取ると、
こういう事態が起こります。
実際には、Mailは全力でコード変換を試みていますので、
たまに成功する事もありますが。。
Thunderbirdも国際規格に準拠しているため、同様の事態が起こりますが
回避するため苦肉の策のようなフラグが存在します。
このフラグを設定で切り替えれば、間違った実装の動きをするので、
文字化けがなくなります。
逆の方向も同様で、正しく実装されているメールソフト(Mail)から送られた
日本語の添付ファイル名をOutLookで受け取ると化けます。
RFC準拠への頑固さはAppleらしいといえばらしいのですが
これのせいで日本語の取り扱いがたまに難しくなる事があります。
例えばファイル共有でのファイル名とかです。
Windowsの実装が標準だとする考え方もありますが
それじゃこまるんだよ。