年金

会社が確定拠出年金に切り替わるのだが
俺は一応、仕組みとメリットとデメリットを知って
人に教えないといけない立場にいる。
だからよくわからん資料にかじりつく必要がある。

確定拠出年金とは、いわゆる企業独自の年金の一形態だ。

●年金とは、以下の3種類がある。
1、国が定める強制的で定額な国民年金
2、会社で働く人が収入額に応じて取られる公的な厚生年金
3、会社で働く人が会社の年金基金に加入する企業年金等
(1を1階 2を2階 3を3階と言う)

会社で働く人は、1?3のすべての年金の合計額を
60?65才になると貰える。月20万くらいだっけ?
しかし、自営業の人や主婦は1の分しかもらえない。
これは本当に少なく(特に障害も無ければ月5万くらい)、
生活は無理なので、自営業の人は国民年金基金にでも加入してね。

確定拠出年金は3階の、1形態だ。
3は、企業年金(確定給付年金)と確定拠出年金がある。

■確定給付年金
会社の基金に加入していた期間がある場合に、
給付年齢に到達すると、年金を貰える。
そのときに基金から貰える(給付)額が確定しているので「確定給付」。
会社が基金をうまく運用できなかろうと、
貰える額が先に確定しているのが特徴。
会社はいずれ払う給付額を負債として計上する。

■確定拠出年金
加入している間、会社の基金からお金を貰える。
それは個人の運用口座に送金される。
基金が出す(拠出)額が確定しているので「確定拠出」。
自分で運用するため、その結果で地獄の老後かも知れないのが特徴。
その代わり、うまくやればリッチな老後が待っている。(無理だが)
会社は給付額を拠出として計上し、負債にならない。

簡単に言うと、確定拠出年金になると会社は運用の責任を負わなくてすむ。
年金は申告制なので、制度を知らないと自分だけ損して後悔するばかりか
生きていくために必要なお金すらまかなえなくなるので、注意が必要だ。