柏崎原発

先の地震により、柏崎原発が停止している。
柏崎の市長だか市議だかが東京に赴いた際、東京の平常さをみて
がっくりと肩を落としたそうだ。

東電の原発はいくつかあるが、それぞれの誘致先は本来そんなもの誘致したくはない。
地価は下がるし、住民は減ってしまうし、安全性だって不明瞭だからだ。
だが、誘致による補助金が必要であったり、所謂「※公共の福祉」的な要素が絡むため
ある意味、仕方が無いことではあるかもしれない。
※公共のために少数の思想・意見は犠牲になる必要がある場合のこと。成田空港等。

つまり、東京の人のために重大なリスクを被って誘致してあげているのに
その柏崎が地震で壊滅的な状態になっているのに我関せずの東京と人を見て、
柏崎の存在価値、誘致の意味、リスクの意味が疑問になってしまったのだろう。
何とも可哀想でしかたがない話である。

供給に努力している東電には不謹慎だが、電力が不安定になり一部停電くらい起き
強制的な電力制限を関東が被り、市民の節電につとめる姿を見せる方が
柏崎にとっては感じるものがあるかもしれない。
(エアコンが止まる分、東京は外が涼しくなったりするかもしれない)