危険日

車運転してたら
対向車線の暗がりから大きいゴールデンレトリバーが突然のそのそ歩いてきて、
車のライトの光が当たる範囲に入ってきた。
都会の人には信じられないかもしれないが、こちらは普通の民家のある道でも、
数キロ街灯が無い道はザラだ。満月でもない限り、自分の足元すら見えない。
車のライトだけが頼りなのだが、通常30m先までしか照らすことができないうえ、
対向車線側のわきまでは見えない。
つまり普通に走行していた場合、向こうが立ち止まってくれなければ、見えた直後にぶつかる。
ゴールデンレトリバーは止まってくれなかった。

ギャギャーって急ブレーキかけたんだけど結局接触した…。
車は滑って道に対して横向きに。
恐る恐るルームミラーみたら、犬は無事。のそのそ歩いてった。
ホッとしてそのまま車を走らせたけど、止まって確認したほうが良かったかな。
犬が歩いていった先からライトが見えたので、散歩中だったのかな?

まぁ、リードを繋いでないペットを轢き逃げしてもな。
罪に問われないし、飼い主に対しても罪の意識が生まれるわけが無いしな。
車に血がついた怒りしかないだろ。リードを繋いでいたなら別だけどな。
ちなみに、道に動物が飛び出してきたときの正しい走行法は、
急ブレーキは危険なので容赦なく轢き殺すことだ。

背筋が凍りついた精神的損害と、急ブレーキで減ったスタッドレスの損害賠償したいゾ。

その後ドキドキしながら運転してたら、大型トラックがセンターライン超えて突っ込んできた。
数十センチでかわしたけど、当たってたら命が…(ドアミラーかすった)
恐ろしい。

まあ、どんなに危険な目にあっても、結果的に無事なら無かったことと同じだ。
俺の人生はしょっちゅうそんな感じだからいちいち気にしてられん。
反省のしようが無い問題ってのはたくさんあるものだ。