平和な水槽

ヤマトヌマエビが☆になってから、5日目です。
深く反省し、水槽のふたをリフトアップして扇風機の風が常に当たるようにしました。
ここのところ雨と曇りで湿度は高かったものの気温が上がらず、水温は26℃で安定しています。

以前は流木を入れていたんですが、こいつのアク抜きを忘れていて、水の色が茶色っぽくなってしまったりしていたので、今はとりだしてあります。(くっつけてあったウィローモスは水中培養しています)
そんなわけで、水の色は流木のせいでした。水質は問題なかったです。

Ph測ったら、なんか水がアルカリ性に傾いている!流木がないせいかも。
火曜日に大幅な水換えを行ったので、その影響かもしれません。生物濾過が逝った気がします。

以前も書いたと思いますが、熱帯魚の濾過槽は大きく分けて3つのろ過を行っています。
・物理濾過 – 水草の切れ端やゴミなどをひっかける、「こしとる」濾過です。
・吸着濾過 – 活性炭やイオン交換樹脂で、物理ろ過では取りきれない細かい不純物を吸着します。
・生物濾過 – 数種類のバクテリアを使い、水に含まれる毒素を食べてもらい変化させます。

この中で、無ければならないのは生物ろ過です。
生物ろ過が壊れると、水質悪化が著しくなります。
吸着ろ過と水換えで、ある程度カバーできますが、生物ろ過を一刻も早く再生させないといけません。
ただ、すぐ再生するかというとそういうわけでもなく、バクテリアが落ち着くまで数日を要します。
その間は、魚が出す糞尿等から発生する毒素を神経質に見ていないといけません。
バクテリアは店で売っているものを添加しても良いのですが、自然界にたくさん居るので、水槽に水を入れておけば勝手に居ついて増えます。
生物濾過さえ出来上がっていれば、濾過機は必要ないです。実は、生物ろ過は水中や底床でも行われているからです。

じっと辛抱です。Ph測りながら。
驚くべきはネオンテトラで、水温を変化させなかったとはいえ強烈な水換えにも耐えました。
ネオンテトラすげえ。しかも発色がすごく良くなってるし。ちょっと太った気がしなくも無いけど…

また、水草ですが、こいつら成長かなり早いです。
水槽で盆栽している気分ですよ。ちょきちょき。
おもしろい。CO2添加していないし、ライトもショボイですが、青々と育ってくれています。
ウィローモスがモニョモニョと…。コリドラスがお気に入りのようです。芽を食ってるし。
ウォーターウィステリアはもう、買ってきてから原形をとどめていません。
バッツンバッツン切っても葉と根が出てくるため、株がどかどか増えています。
ハイグロフィラはうまく成長しており、3本が4本になりました。とても美しい水草です。

お盆を過ぎたくらいでのミナミヌマエビ10匹投入を検討。
エビが居ないと水槽の平和が守れない。
あと、ラミーノーズ・テトラいてほしいなあ。2匹くらい。
それがだめならピグミー・グラミーもいいなぁ。
むしろアカヒレもいいなあ。でもアカヒレはカラシンと仲が悪い気がするなあ…。狭いし。
あ、クーリーローチっていう手もあるか!

↑…初心者はこうなるから60cm水槽にしたほうがいいらしい。