MIDIというシンセサイザーのシステムをかじっている人ならGMという言葉はご存じでしょう。
GeneralMidiの略で、互換性を重視するためにローランドとヤマハ、その他が制定しました。
そして、このGMに則したプログラムナンバー(音色番号)は、頭からピアノで始まります。
その中に、Electric Piano 1とElectric Piano 2が存在します。
Electric Pianoとはその名の通り、電気ピアノです。
電気ピアノです!!
ここで間違えてはいけないのは、電気ピアノという楽器は今時のPCMのシンセサイザーとは違うことです。
電気ピアノという楽器があるのです。(電気オルガンじゃないよ。音は似てるけど。)
時々気になっていたのですが、よくお手軽に弾けるキーボードや、ピアノシミュレータ(YAMAHAのクラビノーバなど)を電気ピアノと呼ぶ人が多いです。多すぎます。楽器屋さんまでそう呼ぶ始末です。
それらは電子ピアノ?(そんな言葉はない)かもしれませんが、電気ピアノではありません。
なんていうか、古き良き電気ピアノの立場がかわいそうになってきたので書いてみました。
電気ピアノの音は、柔らかいポンという感じの電子音です。
あと、エレクトーンを電気ピアノとか電子ピアノ(そんな言葉はない)と間違える人もいます。全然にてねえー!!
ていうかまあ、今時のエレクトーンとピアノシミュレータ類はほぼMIDI楽器なので、同類と言えば同類なのですが。
ちなみにMIDIの世界では、ドラムは鍵盤で叩けます!!(普通はドラムパッドという機材を使います。)
オモシロイヨー
たいていの場合、演奏で使うときには、あらかじめドラムはプログラムしておくものですが。。