さむいから

　カナディアン（っていうか最近は韓国人扱いですが）が、デニム欲しいと言ったのです。
　デニムっていうかジーンズです。ジーンズのパンツ。ズボン。
　んで、どんなのがいいの？ブランドのいいやつ？それともチープでもはきやすいやつ？
　と聞いてみたところ、チープでいい。ブランドじゃなくていいよ。と言われました。

　んじゃUNIQLOしかないじゃん。
　カジュアルショップとかで買うと、UNIQLOよりも低品質で10k円くらいするのが嫌です。
　UNIQLOジーンズのデザインはさておき、使い心地に対しての値段はかなり良いです。
　これは、ジーンズ以外の衣類にも言えますが。オックスフォードシャツとか。

　カナディアンは、ユーズド（風）デニムのブーツカットタイプを気に入ってました。わざと古臭くしてシワや破れをつけてあるアレですね。俺のジーンズもUNIQLOのやつですが、太めのゆったりしたタイプなので、足が太く見えたり、まっすぐ立っているのにひざを曲げているように見えたりします。もう一着、スリムタイプのが欲しいかな。足が細く見えるやつ。値段が値段なので躊躇しなくていいし。
　試着室に行って、穿いたまま裾を折って店員さんにピンで留めてもらうんだよって英語で説明するのが難しかったですよ。すぐに裾をつめてくれるということを言うと、少し驚いていました。とても親切なサービスに思えたらしいです。

　裾をつめてもらっている間に、俺は冬に備えてインナーと、例によってオックスフォードシャツを買いました。これで何着目かわかりませんが、今まで無くて、やっと見つけた「黒」です。黒いシャツが好きなのですよ。インナーは所詮インナーですが、温かみのある茶色の細い横ストライプ（MacOSXみたいな）にしました。タートルネックなので首の部分が少し見えます。
　個人的に、胸の辺りで紐を通してあってぴろろんと紐の先端が出てるようなシャツとか、意味の無い金属リングをつけてあるシャツなどは、なーんか好きになれないのですよ。着てる人はいっぱいいますからオシャレなんでしょうが。
　朝起きて、おきることに全力になっていて頭が回ってないとき。壁にひっかけてあるインナーとシャツから無作為に選んで着るわけです。どれを組み合わせても悪い組み合わせになりにくいものにすると、シンプルな柄ばかりになってしまい、まあそんなわけですよ。スーツだと2着程度を着まわせば事足りることですが、私服となると毎日毎日いちいち気を使ってられなる上に、社外の人に見られることが無いわけで、余所行きの服という考え方が頭から消えます。だから、制服というものは悪いことばかりではないのですよ。

　その後、一緒に飯を食いました。
　ガールフレンドの話になり、俺のために会社の近くにある大学に潜入して、ウィメンハンティングするぞ！とかいいだしましたよ。「ウィメンシューティング？」と聞き返したらエロエロな話に花が咲きました。

　韓国語ってものすっげー簡単です。以前も言った気がしますが。
　さよならは、ッドバ　です。ローマ字表記にするとDDOBAです。強いドに普通のバですね。
　「です」は「イムニダ」で、「ます」は「ハムニダ」です。
　「ください」は、ジュセヨーですが、動詞をあらわす”ヘ”をつけて、ヘジュセヨーにすると、してくださいになります。ぶっちゃけ、”ヘ”は、日本語では「する」にあたります。イディオムが完全に日本語と同じなので、単語さえ知っていれば日本語で考えてそのまま話せば綺麗な韓国語になります。
　よく使われる値切り文句で「カッカ　ジュシミョン　アンデヨー？」といいます。
　カッカは「少し（a little）」　ジュシミョンは「安く（cheap）」　アンデヨは「してくれませんか」です。カッカ　ジュシミョン　ジュセヨーなら、「少し安くしてください」になります。
　また、韓国でも漢字が存在し、使われています（筆記ではまったく使われていませんが）。
　漢字は中国の文字で、かなり変わってしまっているものの、日本だろうが韓国だろうが読みは中国語です。つまり、韓国でも漢字の言葉は日本語に似ているのです。例えば、一泊はイルパゲですし、全部はジョンブ、新聞はシンムンです。まあ新聞は中国語ではない気がしますが…。ちなみに、日本はイルボンと発音します。ニホンと発音が似ていますよね。イルボンイムニダで、「日本です」となります。ほら簡単だ。