あたしの作ったモノが

私の友達に、ネギ類が大ッキライな人がいます。
嫌いな理由はただの好き嫌いで、アレルギとか関係有りません。
この人は、親父から嫌がらせで「ネギネギ」言われるほどです。

俺と知り合った頃からネギが嫌いで、小学校の図工の時間に作った「お弁当」にネギをたっぷり入れて彼に贈ったことがあります。
ネギで人生の9割損してる気がするのですが、それは置いといて。

昨日、鉄板焼きのお店に逝きました。
野菜に当然タマネギが入っています。
彼には鉄板焼きで苦い経験が何度かあるようです。(無理矢理食わされたり)

野菜は放置で、お好み焼きとお肉を焼いていると、彼のマスターがやってきました。
野菜を焼いてくれるというのです。彼は青ざめました。

もりつけも、マスターが。

「タマネギマジ勘弁」
「なによ!あたしの作ったモノが食えないっての!?」
「食べます」

ガンバレ親友。きっと未来に光は見えるさ。
泣きながら、吐きそうになりながら食べる姿が惨めでした。