MacBook AirにWindows10いれた2

先日、MacBook Air Mid 2011にWindows10を入れたが、UEFI bootを忘れてMBRインストールしてしまったと書いた。

3連休でUEFI起動でのインストールを試行錯誤したところ、ただ1つの結論が導かれた。

MacBook Air Mid 2011で、Windows10のUEFI起動はむり。
BIOS互換モードでインストールすれば最高に素直に動く。それで我慢しろ。
BIOS互換モードの問題点は次の通り。
・起動がちょっと遅い。スリープ運用なら問題にならない。
・仮想化支援のIntel-VTが動かない。
・AHCIやRAIDは動かない。ただしTrimは有効。
※MBA Mid2011の標準Apple純正SSDはSATA300で元々遅い。TranscendのJetDriveに換装するとSATA600で使える。

MBAにWindows10をUEFIでインストールするのはさほど難しくない。回復USBメモリやDVDからのインストールであれば、Optionキーを押しながら起動してEFI bootと書いてあるものを選べばUEFIで起動される。WindowsインストーラはGPTディスクを扱えるようになり、難なくインストールできる。
※DVDの場合は起動中に何らかのキーを押せと画面に出るので押すこと。押さないとBIOS起動となる。Windows7のDVDはどうあがいてもBIOS起動となる。
※前回も書いたがBIOS起動するとインストーラはGPTディスクを扱えなくなり強制的にMBRに変更する。diskpartであれこれ試行錯誤したが無理だった。

で、本題。
問題はインストールした後の、Windows起動時。

MBA Mid 2011のビデオ機能は、Core i5内蔵のIntel HD Graphics 3000で提供されている。しかしIntel Graphics Driver(以降、IGD)を入れると画面がブラックアウトしてハングアップする。Windows10を初めて起動するとネットワークの設定画面になる。設定すると、バックグラウンドでWindowsUpdateが動いて時限爆弾的にハングアップしてしまう。

WindowsUpdateを動かさないようにネットワーク設定をスキップしても、電源を入れても起動しない、サウンドなど他のデバイスドライバも動かない、などの問題が発生するため、ビデオドライバもサウンドドライバもインストールしてはならない。。

どうやらWindowsが各デバイスを認識する前に、Mac EFIがデバイスを正しく認識できていないようなのだ。Boot Camp6に含まれるIGDを起動すれば「このシステムは、このソフトウェアをインストールするための最低要件を満たしていません」などと表示されるし、デバイスマネージャに出てこない。こういった問題は通常のDOS/V機でも起こり得るが、UEFIインタフェースを呼び出してデバイスを手動認識させることで解決する。Mac EFIでもCUIインタフェースで出来るのかもしれないが、「壊す」可能性があるのでやめることにした。Boot Camp6の対応機種である2012年以降の機種ならば、こういった問題が起きないようになっている可能性がある。#興味がある人は Mac UEFI1.x UEFI2.x 64bit などで検索してみると良いかもしれない。

今回の教訓としては、MacBook Airに限った話ではなく古いハードとWindowsでUEFIの恩恵を預かろうとしないほうがいいということ。確かにあの頃はビデオカードもWindows用とMac用で分けて販売されており相互利用できなかった。VGA BIOSが別物なのだ。