Thunderbird1.0日本語版

やっとThunderbird1.0の日本語版がでました。

Thunderbirdは、Mozillaのメーラです。
メーラとはメールソフトのことですが、Thunderbirdはフリーで使えるどのメーラよりも基本が抑えており、また付加価値も高いソフトです。

俺はFirefoxにブラウザを乗り換える以上に、Thunderbirdを気にしていました。
というのも、メールはメールソフト以外では見れないし、そのせいでヘタに乗り換えもできないため、昔からNetscape、Mozillaと同じメーラを使い続けてきたからです。
(Netscapeのオープンソース開発版がMozillaです。Mozillaからメール部分を切り離したものがThunderbirdです)
そしてThunderbirdがでました。これはオススメです。

特に理由もなくアウトルックを使っている人は、乗り換えをお奨めします。
基幹ネットワークで仕方なく使っているならまだしも、特に理由もなく使っているアウトルックほどクソなもんはありません。
HTMLメールとかJavaScriptとか、分からない人にはどうでもいいことかもしれませんが、分からないだけで損をする可能性があるのも事実です。ダイレクトメールやウィルスメールなどがいい例です。そういう部分をキッチリ押さえているので、設定がちゃんとできるのがありがたいです。

また、ジャンクメールを自動認識する機能などが搭載されていますし、ソフトウェアバージョンアップも頻繁に行われ、データのバックアップもラクチンです。
ブラウザも大事ですが、メーラーについてよく考えてみるのもまた、おもしろいかと。
Mozilla系の良いところは、Windows版でもMac版でもLinux版でも同じユーザ管理をしているので、Mozillaユーザファイルディレクトリをそのまま移すだけで移行ができるところです。これは本当に珍しく有用な仕様で、マルチプラットフォームを名乗るのに恥じないものであります。