ホワイトアウト

ホワイトデーじゃないヨ。

妙高、池の平にスノーボードに行った。
今シーズン三回目のボード。
最近トリックの真似事の練習も始めた。(昨シーズンにやらされた)
正しい荷重移動をより意識するようになったせいか、
普通の滑りもかなりキレてきた。これはうれしい変化。

しかし道具類が8年近いのが気になるところ。
特に板に至っては(シャレじゃないよ)エッジもソールもボロボロ。
本格的にやらねえだろ?と思って買ったアルペンの激安板だし
フルチューンや修理するくらいなら、新しいのが欲しくなってしまう。

妙高・池の平温泉スキー場は、ここ数年特によく行くスキー場で
上級コースはないが、広く、雪質がよく、更に高速から5分と近い。
ただ、いつもガスるのがちょっと困ったところ。
今回も物凄い濃霧に襲われたうえ、落雷まで起きてチョットびっくり。
ちなみにレンタル用品は安めだが、品質はまったく期待できない。

上信越道の地面に雪は見られず、チェーン規制もなかった。
降りても道は泥色の乾いたコンクリートで雪の壁は硬く低かった。
ここ数日の異常な陽気で、ある程度予想はしていたが…
朝8時ごろ到着すると、ゲレンデの気温はナント11℃という暖かさ!
雪はシャクシャクのザラメで、人工雪かと思うほど溶けていた。
さながら春スキーだが、恐ろしいのは雨が降ってきたことだ。
ザーッとシャワーのように春雨が降ってきたのだ。
こりゃあいかん!とサッサとウェアに着替えてフードを被った。
(ウェアなら濡れないから)

中腹まで登ると、恐ろしい濃霧で30m先が見えないレベルだった。
広いゲレンデのど真ん中を登るリフトなのに、滑っている人が見えない。
しかし雨が降っていないことに気づく。そうここは雲の中なのだ。
こりゃ、一番上まで行けば晴れているんじゃないか?と思った。

結果から言うと、一番上もザラメ雪でガスっていた(‘A`)
つまり、コンディションは最悪ということだ。
ここまで悪いと、雪が重いので誤魔化しがきかなくなってくる。
かなり体力が削られた。

昼過ぎから突然、辺りは氷点下まで下がり大風に。
雨は吹雪になり、更にガスが濃くなって、ついに視界10mになった。
頂上から中腹のコースはカチカチのバリバリになってしまい
面白かったが、あまりに危険なので15時半頃に帰った。

温泉の後、道の駅新井(新潟)のきときと寿司でシマアジを食し、
埼玉に着いたら23時になっていた。しかし風が強いなあ。