Battery Charging Revision 1.0

現在、USBで充電を行う機器は多岐にわたって存在する。

USBはあくまでデータの通り道、つまりバスであって、
電源じゃねえ!とおっしゃる方もいるかもしれないが、
データ通信と同時に電力供給が受けられる恩恵は
非常に大きかったという事だろう。

iPod/iPhoneも、USBで充電する有名な機器だ。
通常のコンセントでは充電できないため、
コンセントに差せるUSB出力のACアダプタが付属している。
もはや、コンセントからの充電は「おまけ」扱いである。

ところで普通のUSB2.0規格の端子は、500mAの給電能力を持っているが、
それでは要求電力が足りていないと思われる。
と思ったら、Battery Charging Revision 1.0
という規格が2007年4月に承認されていた。
要は、ネゴシエーションに成功すれば、
500mAを超えた給電をしてもらえる規格だ。

iPhoneの電源を切った状態で充電すると完了が遅いのはこれのせいか