優しい味だわ。 とても。

マルチはセリオのお姉さんです。
セリオの方がお姉さんっぽいんですが、マルチの方が完成が一週間ほど早かったのです。
ドラえもんとドラミちゃんみたいなものです。人形つながり。
なんでもいいけど、岩男潤子ってさとう珠緒に似てる気がする。

俺はいつも、パソコンを使っている時は音楽を聴いています。
音声ファイルとしてパソコンにいつも入れてあるのを流すのですが、これが結構バカにならないサイズなんですよ。(単に曲数が多すぎるだけですが)
で、データの圧縮をしておくのが普通なんです。
ここで、音質をできるだけ落とさずにサイズを削りたい。利便性も大事だけど、どうせパソコンで聞くのだから音質と圧縮率を両立したい。という気持ちになります。それに、レンタルしてきたCDはCD-Rにコピるとメディア代金がバカにならないので、音楽ファイルとしてとっておきたいのです。

普通、一番使われていて利便性が高いのはMP3ってやつなんです。有名ですよね。ポータブルプレーヤもたくさんあるので利便性が高いということにしています。
でも、正直言って音質悪いんです。少なくとも160kbpsはないと、聞いていて不満タラタラ。バッチリ、音質の劣化がわかります。バッチリ。利便性は高いですが、音質の劣化具合が泣けるのでとっておくために使う形式とはちょっと言いがたいものがあります。満足できる音質にするのに192kbps以上までビットレートを上げると圧縮率が下がりますし。それでもLameが出回ってかなり音質向上したんですけどね。

SEECOMは普段、OggVorbisを使っています。
別に、いろいろある他の圧縮形式でもいいのですが、一番現実的なのがOggVorbisだからです。Winampがあればデフォルト状態で聴くことができますし、LinuxでもMacでも聴けます。音質は、色々聞き比べてみて一番好みでした。MP3だと消えてしまう音や、浮かぶノイズがありません。それに、ファイルに埋め込むデータが自由度高いですしね。

あ、音質の劣化具合は、左の音から右の音を抜いてみるとわかります。ステレオサウンドとは、(左+中央)+(右+中央)という構造になっています。つまり、左から右の音を抜くと中央の音が消えてしまいます。真ん中がすっぽり抜けた音は、ボーカルが抜けています。主要な音は普通、真ん中から聞こえるようにレコーディングされますから、人の注意が向くのも真ん中の音です。気が付きにくい他の音を、MP3をはじめとする多くの圧縮は気安くボロボロにしてくれます。OggVorbisですと、この劣化具合がかなり低いのです。MP3では音が欠けて(チュルチュル)というノイズが入りやすいです。(とくに盛り上がる場所で)

こういうこと書くと、可逆(ロスレス)圧縮使えばいいじゃないかと言われそうですね。
MP3などは非可逆圧縮ですが、元の1/10までサイズを落とせます。可逆圧縮はうまくいっても2/3ですから。お話になりません。サイズと音質のコストに見合いませんよね。

MP3
OggVorbis
AAC
WMA
ATRAC(MD),ATRAC3(MDLP),ATRAC3plus
RealAudio
SoundVQ
AC3
いろいろありますが、普及するのはMP3,WMA,AAC,ATRAC3plusですね。ATRAC3は糞ですが、ATRAC3plusはかなり良いです。WMAはWindowsがこの世にある限り消えません。AACはあまり聞かないと思いますが、衛星放送、デジタル放送や録画システムなどに使われています。ケータイの着うたもAACですね。身近なところだと、iPodがAACベースです。AppleのAACは音質が抜群に良いので、結構好きです。

真紅の声が沢城みゆきだった。ぷちこ。チビで気位が高いキャラにピッタリのようだ。