スピリチュアルは苦手

-NOTES-
スピリチュアル系の興行が好きな人は読まないでください。
オブラートに包まずボロクソに扱っています。

ヨガとかダウジングとか、科学的な説明がつくのはともかく
「思い込み」を真実のように扱うのは異常だろうと。
宗教ならいいけどさ。

例えば、健康食品。特にヤバいのはパワー水。。
「健康のために、良いものだから」と言うけれど
どうして良いものなのか、数字で示さない。
理由は分からないけど良かったのですという、経験論みたいな説明だけ。
一番恐ろしいのは、洗脳されて商品を勧めてくる知り合いの主婦。
未知エネルギーとか魔法とか信じてる、可哀想な人なのかと思ってしまう。

あと昔から気になってるのが、パワーストーン・・・
準宝石だからアクセサリとしては非常に綺麗なんだけどね。
石にパワーを信じる部分は、ある種のお守りと考えれば理解可能。
プラシーボ効果を生み出す事で、本人の実力になり得るだろう。

だが、パワーの落ちてきた石を浄化しなければならないという考え方に、
一種の「ヤバさ」を感じざるを得ない。
浄化には幾つもの方法があって、石に合った方法をとるが、
ワザと複雑にする事によって、ケレン味を深め信仰を促している気がする。
また、本来と違う、間に合わせの手段でもある程度は浄化できる。
その融通の良さが俺にはウソくさく感じてしまうのだ。

利益を生み出す事にはトレードオフが必ずあるため、
融通は利かない方がパワーを信用できるのに、なぜかいい加減である。
おまじないなのだからそれで良いのかもしれないけれど、
そんなモノに頼って生きてるのかね?と悲しい事を聞いてみたくなる。
俺は大人なので、聞けません。

小学生って、ビーダマや綺麗な石を特別な物のように思えて
崇拝する事があるけど、子供の頃の宝物に過ぎない。
だが大人がそれをやってると、なんかムズムズする。

んまでも、周囲から「気」によって影響を与えられるという
東洋人の深層心理が良く現れているのかな。
欧米の人にパワーストーンなんて絶対理解できないだろう。
彼らの思考は、周囲と自分は影響し合わない事が前提だから。