サマーウォーズを見た

長野から帰る途中、横浜のららぽーとで見た。
ついでにGLOBAL WORKSでポロシャツ買った。

サマーウォーズをネタバレ無しでストーリー語る。
(公式サイトに載っている範囲はネタバレではない)

この世界では、インターネットから利用できるOZと呼ばれるネットワーク上の仮想空間が、全世界的に生活や社会を一括して支えていた。
OZは、高度なセキュリティが売りで、SNS、メール、ショッピングはもちろん、セキュアゆえ、高度な権限が必要な機密情報ですら接続されていた。例えば、ビジネス用に会社の基幹システム、政府、軍事、医療、交通システム、公共サービスが接続されている。
OZは、PC、ケータイ、ゲーム機等、どんな機器からでも利用可能、仮想世界内の言語は一瞬で各国語に翻訳されるため、メールやチャットも誰でも使用でき、現実とOZアカウントの権限はほぼ同じとまで言われていた。(交通システムの仕事をしている人のアカウントなら、信号機など交通システムをOZで操作できる)

主人公はヒロイン夏希に誘われて、長野県上田市にやってきた。
夏希の親戚は大家族で、主人公は圧倒されっぱなしであった。
その晩、主人公に、数千桁の数字の羅列がメールされてきた。
主人公はそれを何かの問題だと思って、解読を試み、解答を返信した。
次の日、OZが誰かに乗っ取られ、社会が大混乱する。

主人公達は、全世界の人を掛け、花札で犯人に戦いを挑む!
私怨で挑んだのに全世界の人を掛けちゃったのが凄い。

理系人間からすると突っ込みどころが満載であるが、
上田と花札というチョイスが良いので細かいことはどうでもいい。

核家族化が進み、大家族を知らない子供が増えつつある今、
こういうアプローチは素敵。
今は血のつながった親戚ですら疎遠にしたがる困った人もいるので、
仲の良い大家族を描くのは良い事ではないでしょうか。

見所は、飽きさせないBGMと上田の景色。あと貞本キャラの表情かな。
上田に住んだ人なら見覚えのある風景が沢山出てきます。
あと、夏祭り「上田わっしょい」の曲が流れます。
(上田市全面協力らしい…)

山下達郎の「僕らの夏の夢」も絶妙なマッチング。
長野の夏の空と、のどかな風景が曲に合っています。

ネット上のレビューでは、「台詞が棒読み」と批判されてますが
時をかける少女もそうだったし、味ってもんじゃないのかな。
所謂アニメ声はこういう作品には要らん。