ねこねこそふと新作 そらいろ

尊大な人はきらい。

最近全然エロゲやってない。
エロゲとは名ばかりで、大抵はテキストを読むゲームなのだけれど。
主人公以外のキャラが美少女でエロシーンがあれば全部エロゲです。
同じテキストゲームでも、物語や絵や音楽の良し悪しは、ソフトハウスや作り手の技量で大幅に変わってしまうため、メーカで大体の傾向が決まってくる。

エロゲは読み物として楽しんでいたけれど、最近は全くやってない。
理由は面白そうなのがあまり無いから。。
でも土曜日、昨年に再始動した「ねこねこそふと」が新作のデモを出した。
形式としては、幼少時代パートと現代パートに分かれており、幼少時代パートが現代パートに影響を与えるようだ。

■要注意点
今度もちゃんと、みくるの中の人はポンコツ担当で出ている。
ファンもみんな安心。

■ねこねこの特徴
お姉さんキャラはあまり登場せず、同世代以下、幼なじみや妹、ポンコツ担当とよばれるフンニャリとした女性が多く登場する。
音楽は、控えめだが聴いていて飽きないメロディが多く、しかし耳障りな点が無いため、この手のゲームにありがちなチープさは無い。一言で言えば秀逸なBGMが多い。
キャラクターは役割による性格付けがはっきりしているため、同じ作品内にダブるキャラは居ない。
ストーリーは、キャラクターの行動よりも心情に焦点をあてたものが多い。特にヒロイン側の心情が分かり易く描かれ、主人公はそれに振り回されつつも主人公の立場を保つ。少女漫画の男の子側が主人公になった感じ。同人あがりのメーカなので、ネタの使い方が同人あがりで面白い。開発室が所沢にあったため、所沢の地名や背景が大量に出てくる。

■ねこねこの経歴
2006年に経営圧迫で活動停止、ファンが泣いた。
2007年に同じスタッフで「コットンソフト」が設立。ねこねこもどきな作品が作られていた。
2008年にねこねこ代表が再開を表明、ファンが沸いた。
2009年に新作発売の見込みとなった。

■新作について
タイトル:「そらいろ」
作品の感じ:そらいろ=(みずいろ+ラムネ)÷2 
キャラクター配置が明らかにみずいろのオマージュで、舞台ラムネとほぼ同じ。ねこねこを多くの人に知ってもらうために、リスタートの意味をかねてオマージュにしたのかなあ。
期待度:★★★★☆