会社の新人は、心構えが学生気分だとよく言われるが
これは具体的にどういう事なのか説明できるだろうか。
・自分に課せられた仕事ができなかった場合の事を質問する
・失敗を笑ってごまかしたくなる
こういった行動を平気で行ってしまうのだ。
プロという言葉がある。
プロとは、ある物事を職業として生計を立てている人の事だ。
日本語で言えば「本職」である。
初めから専門家（スペシャリスト）である必要は無いが、
何か一つの仕事に就けば、プロである必要がある。
結論から言うと、新人の心構えはプロではない。
プロは、お客様に応える必要がある。
能力に問題があるなら、責任を持って能力を磨く心構えが必要だ。
偉いのは客であり、自分ではない。
つまりアウトプットの品質は当然、客に納得されるレベルの必要がある。
そのためには批判を真摯に受け止め、耐えられなければならない。
言うなればドMな心構えなのかもしれないが、
生計を立てるため、競争に勝つために必要な事だ。
あなたが既に社会人なら、何度も経験があるだろう。
皆が生計を立てるためにアウトプットを出しているのだから、
能力が無くてアウトプットを出せなければ、罵倒されて当然だ。
アウトプットのため今の自分が何をできるか、
自分自身で考えて答えを出さなければならない。
ただ言われた事をやるのバイト・お手伝いである。
そのプレッシャーを放棄した時、アマチュアの世界になる。
それは、自分でできる範囲の事をすれば良い世界。
批判を聞き流しても良い世界だ。
プロはお金をもらう事だと言うが、
上記の心構えで出せる結果があるから、お金が得られるのであって
お金をもらうからプロなのではない。
しかしそれを新人に解らせるのは容易ではない。
「解る」とはどういう事だろうか。
自分を振り返ってみる。
それは、開き直りだったり、現実をそのまま受け入れる事だったりする。
そこに自信が無かったらどうだろう。続ける事なんてできない。
では、どうすれば自信がつくだろうか。。。
これは本人次第だろうなと思う。
仕事を渡すからにはお金にならなければならない。
苦労は買ってでもして。
泣きたくなったら、誰も知らないところで。
するどく、ずぶとくなってほしい