うみねこの、エピソード4。
08の冬コミで売られた最新作だ。
ヨスガノソラを終わらせ、今度はこちらを始めた。
うみねこの紹介をする。
うみねこは、殺人事件を書いた作品であるため、
かなりスプラッタな殺戮シーンが随所に見られる。
また、妄想と事実がごちゃ混ぜに書かれており、
情報が全て出されない、不完全な推理小説形式になっている。
具体的には、殺人の結果は事実としてあるが
その過程や手法は、魔女の魔法で行われたとされる。
証拠品や情報が少なく、通常では不可能な殺し方をするため
魔法による殺人という解釈でストーリーが進むわけだ。
(もちろん、そんな事は無いはずなのだが)
キャラクターとして魔女自身も登場し会話も交わすため、
どこから真実でどこから妄想なのかは、読者に委ねられる。
エピーソードとは。。
エピソードの度に、ループ形式のストーリーをとる。
EP1が序章であり、事件の終了までが書かれているが
謎が多く残り、各キャラクターの背景も殆ど不明のままだ。
EP2はEP1の続きであるが、時間軸はEP1の開始時からになる。
キャラや背景は同じ設定のまま、殺人対象、手法、順序等が変わる。
更に、この事件は盤上のゲームに例えられ、
上位視点から主人公と魔女が事件の解決を巡って戦い始める。
EP3もEP2と同じく、ループし、主人公と魔女のバトルがメインになっている。
EP4では新キャラが登場する。
新キャラや新事実が後からでてくるため、推理小説と呼べる物ではないが
先が気になってしまう面白さがやめられない。