めげるな新人さん

仕事に対する意識と姿勢が甘いと言われて超凹んでいた。
勤務態度は優良であるが、やっている作業の目的や価値が
わかっていないんじゃないかと思われる報告をしたため
こけおとされたのだ。

「この弱点を克服すべくがんばっていきたいと思います」

いや、思うじゃだめだって。。やるって言わなきゃ。

そんな彼にPMのお叱り返信。要約するとこんな感じ。

『君が今やっている事は勉強でもお試しでもないです。
 業務ですよ。お金を貰っている事を意識していますか?
 自分が今やっている事の目的・価値はなんですか?
 価値の無い事ならしないで下さい。時間の無駄です。
 ・・・・・・・・・
 はっきりいうと、これらの事は自宅で勉強できて当然です』

ま、新人さんには、お金と時間と結果のバランスについて
悩んで欲しいところかもしれない。

新人さんのOJT担当のリーダも頭を抱えていた。
リーダは優しいから、新人さんにできそうな仕事しか投げない。
でもそれじゃ全然成長しないんだよね。。

本当なら、ライオンが谷から子を突き落とすが如く
普通に考えてできないような仕事を投げて
何が分からないか分からない状況にして悩ませ、
自己解決能力と実現力がどんなもんか試しながら能力を伸ばす。
(ただできないなんていう結論だけは許さない。でないとやってけないから)
今は時間もなくミスが許されない状況なので
下手に通常業務を投げると引っ掻き回される可能性が高い。

難しいところですね。

大人のワガママは偉いから許されるが
子供のワガマは、許すとその子の全てがダメになる。
厳しくする理由は、勘違いを防ぐためであり
その後の人生の逆境に打ち勝つための能力を備えるためでもある。
人は辛い経験をすると、それより軽い辛さは何も感じなくなるから。