最近、以下の事が守れていないのが目に余る。
一時期はネチケットと呼ばれていた事だ。
コンピュータは、種類毎にそれぞれできる事とできない事がある。
例えば、Windowsはビジネス用途にはめっぽう強いが
Mac程デザインされ尽くされてはいないし、
UNIX程ネットワークに強いわけではない。
ところが、パソコン通信やインターネットの世界では
様々な種類のコンピュータが繋がっている。
すると、Windowsの常識が通用しなくなる。
よくある問題は、文字コードや外字だ。
Windowsユーザは平気で外字を使うが、他のコンピュータでは文字が化ける。
よくある外字はローマ数字や○数字、あとカッコ株だ。
今では体に染み付いているので意識はしないが、
10年前、それらは非常に問題視されていて、皆が守っていた。
例えば、ローマ数字はアルファベットのI,V,Xを使うのが常識。
当然だがJISに無い装飾文字は使用しない。
無駄なミスやエラーを避けるため、英数字は必ず半角で入力する。
メールでも決まり事があった。名前に日本語を使ったり
件名や本文に半角カナを使うとサーバが落ちる可能性がある。
アドレスの@の前でピリオド”.”は使えない。
などなど。。
やはり、Windowsしか使った事の無い人は
Windowsさえ良ければ、それで良いのだろうか。
他の世界を知らないというだけで、迷惑にならないよう気をつけて欲しい。
見かける度に「あーあ、この人がっかりだ」と思ってしまう。
同じように、WebブラウザはIEしか無いと思っている人もいて
そういう人に他ブラウザの意義を説明したりするのは非常に難しい。
その結果、IEでしか閲覧できないサイトやシステムが構築されていく。