AMD機の製作

今までくっ付いてたi865マザーをひっぺがし
買ってきたママンとCPU、メモリとRAIDカードを取り付けた。

●地獄のRAIDカード編●
RAIDカードにIDE HDDを2台取り付けてRAIDのArray0とし
XPを入れようと思ったが、例によってF6の儀式が必要。
このRAIDカード、搭載チップはITEのIT8212という。

F6の儀式の後、XPをインストールしたが、その後Array0からBootできない。
どうやらRAID BIOSが古いと、Arrayを起動ディスクに出来ないようだ。
RAID BIOSや、BIOSの書き換えツールはITEFLASHというITEから出ている。
ただ搭載カードのFlashROMチップはカードメーカにより違う。
このカードのFlashROMにはPMC Flashというシルク印刷がある。
型番を調べると128KBのFlashROMである。
このFlashROMには、ITEから出ているソフトは使用できない。

今回は、UniFlashという書き換えツールを利用した。
FlashROMは128KBだが、ITEから出ているRAID BIOSのデータサイズは48KBである。
UniFlashは差分を穴埋めしてくれないので、前もってBIOSイメージファイルを128KBまでゼロ埋めする必要があった。
これはバイナリエディタなり、Cでプログラムを書くなりで対応できる。

いざUniFlashを使うときは
UNIFLASH -PCIROM
として、出てきたデバイスからRAIDカードを選択する。
8212という表示があるのですぐ判った。
-PCIROMオプションを付与しないとマザーボードのBIOSを見つけてしまう。
書き換えが終わったら再起動し、RAID BIOSの画面でバージョンを確認した。

そしてArray0からの起動が可能になった。
気になるのは起動がやたら遅いところか。

また、致命的な問題が発生してしまった。
@@@ このカードはS3スタンバイが利用できない!! @@@

S3スタンバイすると、ブルースクリーンになる。