新江ノ島水族館

彼女さんと鎌倉の鶴岡八幡宮に行ってきた。
鎌倉警察がロープを張り、入場規制を行っていた。
まあ、これだけ人がいれば、するだろうなあ。

ハトがたくさんいたが、でんでんでん伝説の?という歌
歌っていたのは俺だけだった。
お参りを済ませて、小町通りでクレープでも食らってたら
コートのボタンがぶちんと取れた。不吉な。不吉な年明け!
とりあえずショック。でもおみくじは吉だった。

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お昼は近くの蕎麦屋だ。
入店するなり、「食券制なのであちらでご注文をお願いします」と言われた。
俺はそれを「初見さんなのであちらで注文をお願いします」と聞こえた。
そんな店が料亭でもないのにあるのかと度肝を抜いてしまった。。

時間はまだある。
江ノ島水族館にいくつもりだった。
江ノ島水族館には何度か行ったことがあるので、
どんなところかの予想は大体ついていたのだが。。。

江ノ電でカタカタ揺られてみると、富士山が見えた。
この景勝のために乗っている人もいるのだろう。
わぁという声が聞こえた。
彼女は隣で寝てた。お前は夕べ、何時に寝たんだ?
大事なタイミングを色々スルーしている気がする。。

江ノ島の手前に着くと、江ノ島水族館があった。
見違えていた。。
入り口付近の広場は昔のレイアウトのままだが、
入り口の方向が変わっており、建物自体も巨大化している。
新江ノ島水族館という名の通り、完全にリファインされていた。
入場料は2000円と郊外の水族館にしては高いが、その価値はある。
2000円が高いのか?と思ったが、葛西のはもっと安いことに気づく。

関東に疎い人にちょっと説明を入れる。
関東地方は、東京とその周りのベッドタウンで構成されている。
東京のいわゆる都心部では地価や商品付加価値のため全てが高い。
だから池袋の水族館等、レジャー施設は入場料が高めで当然である。
埼玉千葉となると、レジャー施設は比較的広くて安めになる。
(もちろん、他がそうであるように、例外もある)
ただ、神奈川は違う。
神奈川の相模湾側と東部は、歴史上の理由や富裕層が多く住むため
土地自体に付加価値があり、店や施設は多少高めになる。
地価も上がり易く、独特の雰囲気を醸し出している。
大阪と京都の関係に少し似ているのかもしれない。

横浜八景島シーパラダイスのアクアミュージアムが
関東で一番大きいが、それに匹敵する広さを感じる。
楽しさでは同等以上だった。
入場料はアクアミュージアムで5000円弱するため、
その半分以下という気軽さの点でも見逃せない。
近辺の人はぜひぜひ使ってほしいスポットだと思った。
(ちなみに4000円で、なんと年間パスポートが買える)

水族館内はすごく綺麗になっていて、
大水槽にダイバーが入って魚とコミュニケーションをとったりする。
主に近隣の海を水槽にしたものが多いが、世界の海や深海のコーナーもある。
特筆すべきはクラゲのコーナーだ。
クラゲだけの広間があり、その雰囲気はたまらない。あのエチゼンクラゲもいる。
コース終了前くらいに、休憩コーナーがあり
そこでは外のデッキに出ることができて、海を眺められる。
ソフトクリームを食べながら富士山と日の入りを眺めていた。
この、江ノ島と伊豆半島、富士山を一望できるデッキ。
そのためだけに入場するのもありだろうな?。

江ノ島にある人気の殆どない入り江で、
波の音を聞いていたらトテーモ寒くなってしまった。
夕飯は江ノ島内でシラス丼。釜揚げしらす丼。
江ノ島は地元に近いため観光地という気が全くしないのだが
やはり観光地なのだろうな。
人の流れと夕飯がそう感じさせた。

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