今日は彼女が遊びにやってきた。
昨夜からの雪ですっかり景色は銀世界だが、
雪のせいで気温は高めだったのですぐ融けた。
今日はパルコに行って、
生まれて初めての金額を所謂カジュアル服に使ってみた。
それくらい当たり前とか、額の問題ではないとか言われるかもだが
疎い物に何万も使うのは躊躇して当然だと言わせてほしい。
PSPを2台以上買えてしまうのだから。
これは毎年末に発病する衣類の衝動買いだが、
別に心から脱オタしたいとかいう気持ちは全然無く、
見た目さえ今よりマトモなら良いという気持ちだけでの行動だった。
よくある脱オタサイトや2chのファッション板を覗くと
脱オタという言葉は「オタである事を恥じて一般的にカコイイ人になる」
という意味合いで使われている。
従って、ブランドやショップの名前に詳しくなる事も必要とされているが、
僕にその気はサラサラ無い。(好きな銘柄があれば覚えるだろうが)
この気持ちは分かる人なら分かるはずだ。
大体、オタだからこの性格なのではなくて、
こういう性格だからオタになりやすいんだよ。そんなの変えられるかボケ。
オタってやつは、知らない世界では劣等感の固まりなんだ。
ただ、着る服のジャンルとしてはキレイめ系がいいなあという
ただ漠然とした気持ちだけはあった。
肩幅あるけど細いと言われるし、なにより僕本人が苦手ではないから。
ちょいと話が飛ぶが、
『本人が好きでも似合わなければNG』という考え方もあるけれど
なんだかそれは『何様?』というか、『心が狭い』と思う。
もし自分なら、苦手な服装にお金と時間をかけるのが楽しいだろうか?
と思うからだ。現実の話は置いといて。
一次元的な価値観というやつが苦手で、避けたがっている僕がいる。
しかし実際には必要であるし、それをうまく理解できない劣等感に伴う苦悩。
そんな俺から見たファッションの世界。
それをうまく表現してくれているのが以下のサイトだ。
僕の戯言が理解できる人、飽きれたり怒りを覚える人も、是非是非見てほしい。
■ファッションの脱オタはなんで面白くなさそうなのか?
http://anond.hatelabo.jp/20070617005757
で話を戻すと、パルコのとあるショップで彼女と店員さんに見繕ってもらい、
合わせ方を色々教えてもらいながら品を決めてみた。
・きれいめ系ならモノトーンが楽。肌をある程度露出して色気出せ。
・靴はアウター?の色に合わせるといいこと。先が細くヒール高めが今風。
などなど。。
ぶっちゃけ、おしゃれさんがいっぱい居るようなクリスマスのパルコ怖い。
その店では僕の他に、いかにもオタぽい人が試着してたけど
それを見た人が「あれはないわー」と言ってた。
社会的地位(ソーシャルステイタス)は
一般的で普遍的である物(衣料品やアクセサリなど)でしか示せない。
そういうことなのだなと思ったが、何だか悲しくなった。
ショップで店員に相談すると必ず言われる殺し文句は、
「それボクも持ってるんですけど、いいですよ?」
じゃあ、具体的にどういうときに良いの?とか聞きたい所だが
それを着てみて自分でもいいと思えればいいのかもしれない。
また、靴等も購入した。
今回のボーナスはこいつらに消える事になったが、たまにはいいと思う。
でも、一着1万前後する服って普段着にできるか?と思うと、、
出来る人は衣類に金をかけていいと思っている人か
ユニクロのような服でもうまくやれるような、「わかっている」人じゃないか?
そのどちらでもない人は難民だなあ。