仮面ライダー電王がクライマックスになってきた。
最初は、主演ヒロインの”ハナ”役である白鳥を目当てに見ていたが
次第にストーリーと番組の作りの懲りように見入ってしまった。
作りの懲りようと言っても、リアリティとかではない。
子供向け番組である事を踏まえてみれば、わかることだが
最初からずっと見続けなくても、ギャグでそれなりに毎回楽しめるし
ストーリーの難しい部分は子供と一緒に見る親が理解できればいいという
すんなりそれができるように考えられて作られているのだ。^
ストーリーは時間、タイムパラドックスを利用しているためなかなか深い。
例えば子供に、なんで○○は消えてしまったの?と聞かれて、
親が、過去で親が結婚しなくなったからよと
答える形を前提としているのだろう。
タイムパラドックスの影響を受ける人と受けない人が居る事も
セリフをよく聞いていないと理解できない。難しい言葉も使われる。
理解を幼児に期待しているとはとても思えないので
親が一緒に楽しめる番組構成を考えているのだろう。
更に、分かっている人向け?の配慮もあるように見える。
ファンサービス的なアプローチだろうか。
声優等、中の人の演技も見逃せない。
この手の番組で俳優のアドリブがあると浮いてしまいよくわかるので
それを楽しみにしても面白い番組だ。
あとはそう、コハナ。。
ハナが小さくなったという設定で子役に切り替わっている。
この子が出てきてから番組中で「かわいいねえ」というセリフが激増した。
敵味方かかわらず言われるのが面白い。
子供が全く出てこない番組なので、重要なエッセンスになっている。