今思えば、時間を気にせず何かに夢中になり
ふわふわした感覚の中、大人の遊びをつまみ食いできたのは
中学生の頃だった。
大人の遊びといっても、友人と徹夜でゲームとか
その程度のことであるが。
体力だってあった。バテなかった。
そんな気持ち、記憶を思い出させてくれるのは
耳をすませば である。。。
なんというか、耳をすませばは良作だと思うのである。
ドラマにありがちな、マイナス方向に現実的な要素(ドロドロ)を
あえて払拭しているためか、見る側の抵抗も少なく、キレイだ。
中学生は、あれでいいと思う。むしろうらやましい。
そして背景の美しいこと。
ジブリ作品としては珍しく、日本の現代のベッドタウン。
それも多摩付近?が舞台なので親近感を持つ。
俺が耳をすませばを劇場で見たのは、中学一年の頃であった。
ヒロインの雫は中学三年なので、自分にとって未来の話に思えた。
その後、何度か見ているが、見るたびに遠い過去の物語になってしまっている。
そんな作品なのだ。