もっとよく全てを詳しく調べた。
結果として、OCNがやられたわけではなかった。
どうやら俺は光回線を過信しすぎていたようだ。
NTTに問い合わせメールを送った。
光回線を導入すると、自宅までは光ファイバーなわけだが
光ファイバーは、電気配線と違い、きっちり折り曲げたり出来ない。
最大曲げで直径15?20cmは必要なのだ。
(つまり、クルクルと巻いて通信可能な円の直径が15?20cm)
それ以上小さく巻くと、放射損失で信号が弱り、通信不能になる。
更に小さく巻くと、ガラスでできた線がぽっきりと折れる。
これは日本の住宅事情ギリギリの自由度で、
直接壁の中に光を引く家庭があまり多くないのはそのためである。
古い建物は、曲げ角に余裕が無いため光を直接導入できず
VDSLや無線に頼ることになる。
で、普通はどうするかというと、壁に穴を開けるかエアコンのダクトを利用し
壁の中をウネウネと這わせずに、真っ直ぐ屋内に光ケーブルを引っ張る。
屋外用の丈夫なケーブルを外壁で屋内配線用のケーブルに接続するのだ。
そして、屋内のケーブルは光終端装置(ONU)に接続される。
この、局からONUのEthernetジャックまでがNTTの管轄であり、
勝手にいじるとヤバイ。
ONUは、簡単に言うと光信号をEthernetに変換する機器だ。
ファームウェアのアップデートは自動で行われ、PCからアクセスできない。
回線状況のレポートを局に送信したりもしているそうだ。
だから電源も付けっぱなしである必要があり、無闇に切ると支障が出る場合もある。
ONUにはいくつか状況を図るためのランプが付いている。
AUTHランプというものがあるのだが、これはEthernetのリンクだ。
AUTHが消灯しているとリンクしていないことになる。
そう、リンクが時々切れるのである。
これは異常事態だ。LANケーブルが接触不良を起こしているようなものだ。
道理でPPPが切れたり、ログインしているはずなのに以上に遅かったり
スカイプの通話が数秒遅れたりするわけだ。
つまり、リンクが切れている間のパケットが繋がった瞬間とどいていたのだ。
これは明らかにBフレッツ管轄の問題点であり、OCNは関係ない。
これはやばいよ!