MP3をエンコードするときの設定

俺は数年前からOggVorbisに乗り換えてるので
MP3の存在はサブでしかないわけですが
一応両フォーマットでエンコして、両方を同時に保有しています。
いずれiPodを買ったらMP3を、X20を買ったらOggVorbisを聴けばいいみたいな。

MP3は微妙に古い規格であるため、後付けの機能が氾濫しています。
なのでエンコード設定の項目がとても多い!
iTunesのMP3の設定で結構重要な部分。
これを間違えると、外で聞いてもわかるくらい音質に違いが出てしまいます。
(128kbpsの音質がCDと同じとか思える方には関係ないです)

ビットレート 128kbs の場合
 サンプルレート:自動
 チャネル:自動
 ステレオモード:JointStereo
 スマートエンコード調整:オン
 10Hzフィルタリング:オン

ビットレート 192kbs の場合
 可変ビットレート:オン
 音質:最高
 サンプルレート:自動
 チャネル:自動
 ステレオモード:Stereo
 スマートエンコード調整:オン
 10Hzフィルタリング:オフ

ステレオモードは、128kbpsでは左右がそれぞれ64kbpsとなってしまうため
全体的な音質低下が避けられず、JointStereoにしたほうがマシになります。
しかし、192kbpsとなるとJointStereoの処理による音質低下の方が大きくなるため
通常のStereoでエンコしたほうが、音の狭まりや曇りが無くなり、きちんと聞こえます。
しかし効率は悪くなるので、VBRにしてあるわけです。
そこまでこだわってるのにフィルタリングするのはバカらしいので、10Hz切りもオフ。

余談ですが、OggVorbisの設定は常にQualityMode:5.00です。(aoTuV)
160kbpsVBRで上記設定のMP3の音質を凌駕していると感じるので
これでいいかなと思ってます。
実際スペクトル見ても、周波数帯域の切捨てが少ないです。

iTunesでも、AACで160kbps程度にすれば、MP3を圧倒していい感じになると思います。
AACのAppleエンコーダ音質よすぎ。。

裏技ですがiTunesのエンコーダをLameにしてしまうという手もあります。
しかし、それでも音質確保のため192kbps以上でのエンコードは避けられず
AACを使ったほうがコストパフォーマンス的に良くなってしまうでしょうね。。。