今日は卒業研究発表会でした。
1つの研究室に複数の研究があり、それぞれの研究員が自分の研究を発表します。研究員は1人であったり、複数であったりします。発表プログラム(運動会のプログラムみたいなものです)を見ると、発表する順番は研究室毎にまとまっています。というわけで、ウチの研究室は最後でした。特に俺は、発表会で一番最後の16:50からの発表。だるい。
もう、最後のトリだし開き直っていたので、マイワールド全開で発表するつもり。その日の朝まで卒論やってたので、徹夜ハイテンション。開き直り。発表はスーツ?(ネクタイ着用のこと)だけど、真っ赤なペーズリータイとピンクワイシャツで臨みました。
発表の内容はクソ。内容はないよぅ。んで、1人だけでのパフォーマンスでしたから、ツライ。でも発表しなきゃ。
他の研究発表者は、発表する内容を暗記してて、それを読み上げる感じでした。俺は元々原稿なんて用意してる時間がないので、自分で作ったパワーポイント見ながら全部アドリブ。パワーポイントはスクリーンに表示されますが、これを棒(ポインタ)で指しながらやります。
何故か、超強気。アドリブなので説明がガンガンすすむ。むしろアドリブなので普段の会話口調に限りなく近い。突然思いついたことをその場で発言してるだけです。声を出せばなんか話せるだろという勢いで。
言ってみれば、塾の講師の授業のような感じでガシガシやりました。何でマイクが無かったのでしょうか…肉声での発表です。
イライラしていましたが、発表中は何故か自信たっぷりの顔?大学最後の活動なので、厳かな雰囲気をぶち壊してみたかった。それまでの発表とは一線を画す、話術。たまに混ぜる超個人的なツッコミやコメントは石原慎太郎くらいぶっちゃけました。イメージとしては、俺が何かについて早口で語っている時と全く同じしゃべり方が丁寧語になっただけです。厳かな雰囲気にはNGなワードを使いまくった。真面目な先生が居たら殺されてたかも。
発表には時間が設けられていて、7分と8分と10分にベルが鳴らされます。10分になるとベルが止まらなくなり、強制的に発表をストップさせられるのです。が、司会にさらりと
「最後なんだから少しぐらいイイじゃないですか」
と言ってムリヤリ続行。発表が終わると、意地悪質問をぶつけられる、地獄の質問タイムになるのです。質問は屁理屈な正論でねじ伏せる事が今回の課題でした。
ていうか、朝からイライラしていて、変な質問来たらその場でぶち殺すつもりでいたのです。
同じ研究室の他の班の研究発表時に、俺が出しゃばって代わりに質問に答えた時
「株価予測システムは天気予報みたいなものですよ。当たることもあれば、はずれることもあります」
と言ってしまいまして、自分の発表の時に
「株価予測システムは、素人でも安全に運用するために作られると書いてあるのですが、天気予報みたいなものだと言われたりして、困惑するのですがそこはどうなんでしょうか?」
と質問されちゃいました。
意地悪質問するのは○○研究室軍団です。殺す。
「天気予報とは防災の一種ですよね。あれは安全のためにありますが、外れることも多々あります。株価予測もそれと同じです。ないよりある方がずっと良いと思いませんかね?絶対安全なんてモノは世の中にありませんよね。参考にする程度のものなのです。まあ、信憑性を計るのは個人にお任せしますが、予測を信じ切って、失敗する人はバカですよね」
もはや、質問の意味をすり替えてまでの返答。威圧感と声量で勝つオナニー。しかも好戦的。
発表会は俺のモノというオナニーでした。拍手最高。ありがとう。楽しかったと思って貰えたらそれでいいです。
というわけで、たぶん卒業可能です。