LINE Payの話。

飲み会とかをよくやるんだが、何が困るって集金である。

幹事経験者は経験あると思うが…実際

  • 当日になるとドタキャン
  • 逆に増えたりして

調整しても一人あたりの金額が変わったりすることがある。
大抵は現金での集金となるので500円単位でざっくり計算したりするが、500円はおろか1000円札を用意できない人が多発したりする。幹事にはアンコントラボーなリスクが常に付きまとう。しかも大金ともなれば、集めるのも持ち歩くのもメンドクサイものである。

参加者が、

  • リアルタイムに
  • 細かく
  • 確実に

支払ってくれて、それが自動だったらどれだけ楽なのか。

実はこの手の決済にまつわる問題は、決済サービスを利用することでラクチンになる。昔からあるのはPayPalだが、最近はスマホを使ったサービスが増えてきた。楽天Payなど色々あるが、おそらく一番利用者が多いのはLINE Payである。LINEを使っている人なら利用可能だ。

LINE Payは、Suicaと同じくチャージして使う電子マネーだ。Suicaと同じように、あらゆる決済に使うことができる。

決済の方法は、3つに大別できる。

  • ネットショッピングのLINE Pay支払い
  • JCBデビッドカード(クレカ同様に使える)
  • QRコード

QRコードを使うと、カードリーダーといった機械が不要で導入が安い。中国のアリペイのように、屋台などで使われるようになるかもしれない。Suicaと違うのは、個人間送金ができる点と、現金払戻しができる点だ。Suica同士で送金できたら便利だな、と思ったことはないだろうか。銀行振込は口座情報を漏らすことになるし、手数料も高い。Suicaなら口座情報は不要で、使える店が多いので現金と変わらない。LINE PayはJCBデビッドカードなので使える店はSuicaより多く、この点はクリアしている。

なおLINE Payを集金に使うことを考えると、送金は無料だが、現金払戻しで手数料200円がかかる点に気を付けたい。決済コストとしては金額の1%未満なら安いと言われる。つまり2万円を超える集金でないとコストが高くなるので、そこが使うか使わないかの分岐点になるだろう。※500円単位に丸めたりすれば差額でペイできるけどさ。

だが、飲み会の参加者にそれをお願いしても難しいだろうなー。LINEを毛嫌いする人が多いように、決済手段(お金の出口)が増えると管理しにくさから嫌う人も多い。すでに持っているものを使わせることはできても、他人に新しい行動、しかもお金が絡む事を促すのはとても難しい。
LINEでぴゅんぴゅん送金してもらえるとすげえ楽なんだけどもな。