熊谷から上尾に引っ越しました。何度も引っ越ししてるけど、今回初めて分かったことがあるのでメモ。
■電気料金の算出方法
大抵の人は「従量電灯B」で契約していると思う。ブレーカーの電力量で基本料が変化する契約だ。電気代は使用量により3段階になっており以下の通り計算される。
- 1段目:0kWh~120kWh 単価:小さい
- 2段目:120kWh~300kWh 単価:中くらい
- 3段目:300kWh~ 単価:高い
単価は電力会社によって変わる。
今回の引っ越しで、最後の支払いに疑問があった
- ご使用期間:10月 5日~10月 9日
- 検針月日:(5日間)
- ご使用量:31kWh
- 請求金額:804円
【内訳】
- 基本料金 127円63銭
- 1段料金 351円36銭
- 2段料金 338円00銭
- 燃料費調整額 -93円93銭
- 再エネ発電賦課金 81円00銭
前回の検針日から5日間しか使ってないから31kWhだけ。
…ん? なんで31kWhで2段目が計算されてるんだ!?
120kWh超えてないから1段目の安い単価で計算されるんじゃ。
実は、電気の従量課金は「使った分の実費」ではなく、「このペースで1か月使った場合」から算出される。
30日÷5日×31kWhなら186kWh/月となり、120kWhを超えて2段目が登場する。
一旦186kWhで電気料金が算出され、で1段目と2段目を各々日割りされていた。
なるほどね~!段階ってそういう意味なのね。わかりづら。
■初めてのスマートメータ
新居の電力量計は、スマートメータというデジタル計測器になっており、検針もオンラインで自動的に行われている。くるくる回る円盤は入っていないが、デジタル表示の液晶が付いている。
このスマートメータ、電力自由化で電力会社を切り替えたり、既存の電力量計では契約できない料金プランを設定できたり、一日の電気使用量をきめ細かくで監視できたり、多機能で便利だが、建物に検針員が来ない。だから検針票がない。
検針票がないと、お客様番号や地区番号が分からないので、いつ検針されていつ引き落とされるのか等が分からず、手続きのタイミングがわかり辛かった。
東京電力の場合、しばらくすると「くらしTEPCO」というWebサイトのIDとパスワードがハガキで送られてくる。これが検針票・領収書の代わりである。ハガキが送られてきたらログインすれば上記問題は解決する。
Webが苦手な人向けに、紙のご利用明細書を105円/月で郵送してくれるサービスもある。