そろそろ諦めモード

リストラ1000人とか構造改革とか言ってるので
埼玉にいられるのも後何ヶ月かわかりゃしないが。。

結婚の話。

気がつけばあとひと月で34歳である。
子供の頃は、大人になれば自然に誰でも結婚するもんだと思っていた。
人生ゲームにも結婚のマスがあり、必ず結婚したものだ。
結婚するのが当たり前だと思っていたし、
好きな女性と結婚したいと思っていたものだ

20代になると、流石に童貞は嫌なので相手を求めたら、
意外とすぐに相手はいる、彼女はできることがわかった。
彼女もできて、別れた。
好きな女性といつか結婚したいと思っていた点は変わらない。

30代になると、20代前半でも子供に見えてきた。
友人だって結婚すれば、気軽に飲みに誘えない。
子供が3人もいるやつもいる。
しかし俺に彼女はいない。

合コンに数度参加するも、脈がありそうな30前後の人は
バツイチや子持ち(しかも中学生とか)ばかり。
それが悪いとは言わないが、そういう相場が当たり前とも思えない。
願わくば「20後半」「未婚」「仕事している」な人がいて欲しい。
できるならそういう人に会えることを期待するが

いない

いくらなんでも違和感を感じていたため
別の日に北陸地方の女性と話をした際、結婚について聞いてみたところ
関東人としての自分の常識とはかけ離れた答えが返って来た。

あっちの女性は、大学に行っても行かなくても
20前半で結婚して子供生むのはわりと普通。
仕事してるキャリアでも20後半ぐらいには結婚する。
それ以上過ぎてしまうと男も女も行き遅れ扱いで市場から相手にされない。
イケメンでもでない限り、行き遅れ同士で妥協するか、独身を貫くかとなる。
つまり、地方では男性でも20代での結婚を目指す、ということだ。

今住んでいる埼玉北部は地方とは言えないが、先の合コンの状況が現実なら
より未婚率の多い市場、仕事を優先して独身率の高い地域
つまり、より都会での合コンに行かなければ、
自分の欲しているイメージの人とミートできないということになる。

また出会えても、その先があるかというと、勿論ハードルがある。
歳をとれば相手を見る目も厳しくなっていくものであるから
自分が相手を見る目よりも、相手が自分を見る目が相当な課題となる。
簡単に言えば、誘ってもお断りの返事が帰ってくるのである。
むしろ、断りであってもちゃんと返事をくれる人は親切でいい人だ。
返事は期待できないから強引に電話する人もいるという。

齢を食えば人を見る目が厳しくなるというのは
相手のスペックを求めるということだけではない。
自分自身があらゆる都合に雁字搦めになっているから
都合と衝突しない人でないと一緒になれないという考えで厳しくなる。
軽い都合であれば、実家の両親と離れたくないとか、
結婚を前提にするなら同じ市内の人でないと困る(距離感)とか、
個人の主観が大きく出て来るし
思い都合であれば、親や親戚の介護だとか病気だとか
色々な問題が出てきて抱えなければならない年齢になったということだ。

国勢調査の数値を見ると、
30~34歳の未婚率は47%と多いものの、半数を切っている。
女性はより少ない34%。
30歳以上で6割の女性は結婚していることになる。
つまり自分に近い年齢の相手が良ければ、残り4割から選ぶという話になる。
数字との戦いをしてまで結婚したいかというと、そんなバカな話はない。
効率と戦略で進めるゲームじゃない。クリアすればいい話ではない。

きっとこのまま先に進めず、40になり、50になるのか。
暗い話だが、実際はそんな人で世の中溢れているのだと実感できる。
フリーターのまま20年位過ごしてしまい正社員になれなくなった人。

好きな人がいて彼女にしたいと思い、彼女になり、結婚する。
そういう順当な流れは、もうできないと思っている。
まず彼女ができ、その人と交流を重ねるうちに好きになり
結婚するという流れしか思いつかない。

そこまで結婚したいのか?
人を好きになるのは簡単。好かれるのは難しい。