PS3の本体移行してみた

1人暮らし同士が結婚すると、二人分の家電が統合されるわけだが、そう簡単に捨てられないモノは持ってくるしかなく、家の中に同じ製品が無駄に転がる羽目になる。

というわけで、うちにはPlayStation3(PS3)が3台も存在した。

1, PS3 CECHH00 白 40GB DVDピックアップ故障
2, PS3 CECH-2500A 白 160GB HDD故障
3, PS3 CECH-4000A 黒 12GB SSD トルネ専用機

そこで1台に統合することにした。
※PS4も所有している。PS3を残すのは、純粋に既存のPS3ソフトのためだ。

①2のHDDを大容量に交換し復活。
②1を2に移行する。
③トルネを2に付ける。
④1と3はメルカリor破棄

交換用に購入したHDDは東芝のMQ01ABF050。
久しぶりに秋葉原のツクモで買う。今どきの最小容量は500GB。厚さ7mmと大変薄かった。分かってはいたが、時代の流れを感じる。

■HDDの交換
普通に本体のHDDスロットを引き出して交換。
起動すると「システムソフトウェアがありません」と様々な言語で表示される。
あらかじめUSBメモリにシステムソフトウェアを入れておき、このタイミングで差し込む。

http://www.jp.playstation.com/ps3/update/#pcud
「パソコン経由でのアップデート」参考

しばらくすると、HDDのフォーマットやシステムソフトのインストールが行われる。この間何度か再起動も行われる。

■本体のデータ移行
PS3のHDDに記録されたデータは、基本的にその本体でしか使用することができない。ある本体のHDDを別の本体に差し込んでもフォーマットされてしまう。
そうなるまえに、別の本体にデータを移行する方法がある。

「本体設定」の「データ転送ユーティリティ」

これをやるまえにいくつか注意がある。

・トロフィーの同期 トロフィ画面を出すだけ
・PSNの機器認証の解除 PSN>アカウント管理>機器認証
・そして最後にPSNをログアウトしておくこと。

2台のPS3を、両方ともTVに接続する。
2台のPS3同士を直接LANケーブルで接続し、無線LANは切る。
2台とも再起動する。(ネットワークを変更したため)
2台ともデータ転送ユーティリティを起動する。

古いPS3で「本機のデータをもう一方のPS3へ転送する」を選ぶ。
そのまま進めると、新しいPS3で操作しろと指示される。
新しいPS3で「もう一方のPS3のデータを本機へ転送する」を選ぶ。
そのまま進めると、古いPS3を認識して次に進む。
HDDのフォーマットののち、データの転送が始まる。
しばらくかかるので放置する。

■トルネのインストール
トルネは録画時の本体とソフトがないと録画データを再生することができないが、データ移行ユーティリティを使うと本体を変えても再生できる。今回は面倒なので諦めた。

なお以下の順番でデータ移行すれば、やればうまくいった可能性がある。もちろんトルネ専用機の録画データはすべて外付けHDDに置き、データ移行時は抜いて最後に取り付ける方法となる。トルネ専用機は12GBなのでやりづらいだろう。

1, PS3 CECHH00 白 40GB DVDピックアップ故障
↓データ移行
3, PS3 CECH-4000A 黒 12GB SSD トルネ専用機
↓データ移行
2, PS3 CECH-2500A 白 160GB HDD故障

かくしてデータ移行は成功。
テレビの周りがおちついた。