メンバフレームが入荷したので取り付けてきた

メンバフレーム(メンバブレース)がよくわからん人はググッてください。

そもそも、なぜ僕が足回りを気にしているかというと
ドッシリした安定感や、路面の凸凹をしなやかにいなす感覚が
買った当時より、少しだけ悪化していると思っていたから。
経年劣化?いやいや3年程度で劣化するわけが。慣れ?プラシーボ?

それを車検の際にディーラーに相談したら
足回りをしっかり確認してもらえることになりました。
早速リフトに乗せられ解体。
結果的には問題なし。どこも悪くなっていませんでした。
しかし受け取った車に乗ると、ちゃんと良くなっていました。
すごい、新車の頃の感覚だ。

でも何で?

どうやら点検の際、ボルトの増し締めをしてくれていたらしく。
こんなことで乗り心地が変わるもんなのか… と驚きまして。

確かに大量生産の車、誤差を見込んだ設計をしているはずで
走るうちにボルトやナットの緩みや伸びは必ず発生するのだから
大きな問題にならないよう、うまくやってるとは思いますよ。
ただ、それが乗り心地の変化という形となって分かるのなら、
増し締めは、結構大事なメンテナンスなのかもしれません。
足回りが弱ってきた感じがしたら、
点検がてらディーラーに増し締めしてもらうといいでしょう。

さて、メンバフレームですが、スイフトスポーツの純正パーツそのものを
ディーラーで補修パーツとして取り寄せたものです。
以前も書きましたが、スイスポのパーツは、
ベースとなったノーマルスイフトにポン付けできる場合が多いのです。
簡単な作業とはいえ、設計トルクで締めないと壊してしまうので
ディーラーでそのままやってもらいました。

走ってみると、なんか違う。劇的な変化はもちろんありませんが。
路面の状態が足元からよく伝わってくるようになり、欧州車臭くなります。
今まで「バネ」以外で発生していたと思われる余計な動きが少なくなりました。
例えば段差を越える時、今迄は車全体の弾力で衝撃を吸収する感覚でしたが、
バネがガポッとタイヤを動かしているのが分かるようになりました。
補強パーツなので、正しく機能しているのだと思います。